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悪性胸膜中皮腫細胞診断の手引きについて

【投稿日時: 2017-12-01】

日本肺癌学会会員各位

「悪性胸膜中皮腫細胞診断の手引き 第1.0版2017年11月」を公開いたしました。

 https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1539.pdf


2017年12月1日

細胞診判定基準改訂委員会
委員長 佐藤之俊

デュルバルマブ維持療法の早期承認の要望書を提出しました

【投稿日時: 2017-09-25】

日本肺癌学会会員の皆様
 

 平成29年9月25日付で厚生労働大臣宛に、「切除不能な局所進行性の非小細胞肺癌患者を対象とした同時併用化学放射線療法後のデュルバルマブ維持療法の早期承認 」の要望書を提出いたしましたのでご連絡申し上げます。 

  要望書: https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1520.pdf

 

2017年9月25日
理事長 光冨徹哉

 

  ********************************************************

 この要望書に対し、日本肺がん患者連絡会から支持書が提出されましたこと、ご報告申し上げます。

 支持書: http://www.renrakukaigi.net/siji.pdf


    日本肺がん患者連絡会所属団体
            北海道肺がん患者と家族の会
            秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」
            福井 マスカットクラブ
            肺がん患者の会ワンステップ
            ワンステップしゃちほこ(東海地区)
            三重 肺がん患者の会
            神戸肺がん患者会
            肺ゆう会
            肺ゆう会~なら
            肺ゆう会~しが
            ライオンハート岡山
            肺がん患者サロン ふたば(富山県)
 

   2017年9月28日
   日本肺癌学会事務局

肺癌患者におけるEGFR遺伝子変異検査の手引きv3.05 補遺

【投稿日時: 2017-08-28】

日本肺癌学会会員の皆様

平成29年7月14日付に本学会から厚労省に対して発出した要望書、および、8月10日付で「ゲフィチニブ、エルロチニブ及びアファチニブの非小細胞肺癌(NSCLC)患者への適応を判定するための補助に用いるために血漿から抽出したゲノムDNA中のEGFR変異の体外診断薬として「コバスREGFR変異検出キット v2.0」が承認された」ことを受けて、下記のような補遺を「EGFR遺伝子変異検査の手引き v3.05」に付します。

 

      肺癌患者におけるEGFR遺伝子変異検査の手引き 第3.05版 補遺  


2017年8月28日

理事長 光冨徹哉
バイオマーカー委員会委員長 秋田弘俊

インフリキシマブの保険償還に関する要望書を提出しました

【投稿日時: 2017-07-31】

 日本肺癌学会会員の皆様
 

平成29年7月31日付で厚生労働省保険局並びに医学会会長宛に、「 ニボルマブ(製品名:オプジーボ)およびペムブロリズマブ(製品名:キイトルーダ)投与時の大腸炎への緊急措置として使用したインフリキシマブの保険償還について」の要望書を日本肺がん患者連絡会と連名で提出いたしましたのでご連絡申し上げます。

 

  要望書 https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1464.pdf

 

 2017年7月31日

 理事長 光冨徹哉

EGFR T790M遺伝子変異検査における血漿検査回数の制限 及び 同一月中の血漿検査・組織検査算定の制限に関する要望書提出について

【投稿日時: 2017-07-14】

日本肺癌学会会員の皆様
 

平成29年7月14日付で厚生労働省保険局並びに医政局宛てに、「EGFR T790M遺伝子変異検査における血漿検査回数の制限 及び同一月中の血漿検査・組織検査算定の制限に関する要望 」を日本肺がん患者連絡会と連名で提出いたしましたのでご連絡申し上げます。
 

   要望書   https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1454.pdf

 

2017年7月14日

理事長 光冨徹哉

第17回世界肺癌会議(WCLC/IASLC2016)動画レポート

【投稿日時: 2017-04-10】

- 患者による世界肺癌学会「世界肺癌会議」参加動画レポートのお知らせ -

この度、特定非営利活動法人 日本肺癌学会「肺がん医療向上委員会」は、2016 年 12 月 4~7 日にオーストリアのウィーンで開催された世界肺癌学会(IASLC)主催の第 17 回世界肺癌会議(WCLC/IASLC 2016)を取材し、全 16 本の動画レポートを制作し、どなたでも視聴できる映像として、公開致しましたのでご案内致します。

世界肺癌学会レポート<アドボカシーの視点から動画サイト> http://jalca.jp/advocacy-report2016/

 

2017年4月10日

理事長 光冨徹哉

ニボルマブ・ペムブロリズマブの最適使用推進ガイドラインについて

【投稿日時: 2017-02-15】


日本肺癌学会 会員の皆様へ

ニボルマブ・ペムブロリズマブの最適使用推進ガイドラインについて

平成29年2月14日付けで厚生労働省より、ニボルマブ(オプジーボ)およびペムブロリズマブ(キイトルーダ)のそれぞれについて「最適使用推進ガイドライン」が公表され、併せて「最適使用推進GLが策定された医薬品の保険適用上の留意事項について」が発出、適応されました。


■薬生薬審発0214第1号 
ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤及びペムブロリズマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドライン(非小細胞肺癌及び悪性黒色腫)について
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T170215I0110.pdf

■保医発0214第4号
抗Pd-1抗体抗悪性腫瘍剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項について
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T170215S0090.pdf


本ガイドライン(以下GL)には日本肺癌学会編の肺癌診療GL2016年版との相違点が見られます。さらに上記「留意事項について」が遵守されていない場合は保険査定の可能性もありますので、ここに要点をまとめ、皆様の注意を喚起したいと思います。
一番ご注意頂きたい点は非扁平上皮癌セカンドライン治療において、肺癌診療GLではニボルマブはグレードAでPD-L1の発現に関わらず推奨されていますが、最適使用GLでは“PD-L1発現率が1%未満であることが確認された非扁平上皮癌患者においては、原則、ドセタキセル等の本剤(ニボルマブ)以外の抗悪性腫瘍剤の投与を優先する”、となっている点です。なおペムブロリズマブのセカンドライン治療では組織型の如何を問わずPD-L1≥%の発現が承認条件となっており、この点に関する齟齬はありません。

解説
1.    非扁平上皮癌, EGFR遺伝子変異・ALK遺伝子転座・ROS1遺伝子転座陰性もしくは不明 1次治療としてペムブロリズマブ未使用の2次治療以降: PS 0-1(肺癌診療GL2016年版(161ページ) 6-16)に対して、PD-1阻害剤投与注)がグレードAで推奨されており(注:ニボルマブ(PD-L1の発現にかかわらず)、またはペムブロリズマブ(PD−L1≥1%))、ドセタキセルを初めとするその他の抗がん剤の推奨度はグレードBとなっております。これに対し、「最適使用推進GL ニボルマブ~非小細胞肺癌~」では、「非扁平上皮癌の患者においてはPD-L1発現率も確認した上で本剤注」の投与可否の判断をすることが望ましい。」「PD-L1発現率が1%未満であることが確認された非扁平上皮癌患者においては、原則、ドセタキセル等の本剤注」以外の抗悪性腫瘍剤の投与を優先する。」(注:ニボルマブを指します)と記載されております。即ち、非扁平上皮癌の2次治療にいてニボルマブの投与を考慮する場合には、それに先んじてPD-L1検査を実施することが望ましいが、PD-L1発現率が確認できない場合には、ニボルマブの使用の適否を適切に判断した上で投与すること、PD-L1発現率が1%未満の場合は、ニボルマブ以外の抗がん剤の投与を原則優先することを推奨しております。ただし、“注として“他の悪性腫瘍剤の投与について禁忌慎重投与に該当することの他、臨床上問題となる副作用の発現のおそれがある等、医学薬学上不適応と判断された患者についてはその限りではない“との記載もみられます。
2.    PS2の患者さんの場合、非扁平上皮癌, EGFR遺伝子変異・ALK遺伝子転座・ROS1遺伝子転座陰性もしくは不明、1次治療としてペムブロリズマブ未使用の2次治療以降(肺癌診療GL2016年版(164ページ) 6-17)、および扁平上皮癌, 1次治療としてペムブロリズマブ未使用の2次治療以降(肺癌診療ガイドライン2016年版(169ページ) 6-21)において、ニボルマブの使用は推奨にはあげておりません。これに対し、最適使用推進GLでは、ニボルマブおよびペムブロリズマブ投与を推奨しない患者条件の内、PSについては3-4に限定しておりますので、PS-2は使用できることになります。

3.    「最適使用推進GLが策定された医薬品の保険適用上の留意事項について」では以下について診療報酬明細書に記載が求められています。
医療施設の要件のいずれに該当するか。下記の(1)~(5)のいずれかに該当する施設であること。
①    厚生労働大臣が指定するがん診療連携拠点病院等(都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、地域がん診療病院など)(平成28 年10 月1 日時点:427 施設)
②    特定機能病院(平成28 年9 月1 日時点:84 施設)
③    都道府県知事が指定するがん診療連携病院(がん診療連携指定病院、がん診療連携協力病院、がん診療連携推進病院など)
④    外来化学療法室を設置し、外来化学療法加算1 又は外来化学療法加算2 の施設基準に係る届出を行っている施設(平成27 年7 月1 日時点:2538 施設)
⑤    抗悪性腫瘍剤処方管理加算の施設基準に係る届出を行っている施設(平成27 年7 月1 日時点:1284 施設)
治療の責任者の要件のいずれに該当するか。肺癌の化学療法及び副作用発現時の対応に十分な知識と経験を持つ医師(下表のいずれかに該当する医師)が、当該診療科の本剤に関する治療の責任者として配置されていること。
①    医師免許取得後2 年の初期研修を終了した後に5 年以上のがん治療の臨床研修を行っていること。うち、2 年以上は、がん薬物療法を主とした臨床腫瘍学の研修を行なっていること。
②    医師免許取得後2 年の初期研修を終了した後に4 年以上の臨床経験を有していること。うち、3 年以上は、肺癌のがん薬物療法を含む呼吸器病学の臨床研修を行っていること。
オプジーボを非扁平上皮癌患者であって、PD-L1 発現率が確認できた患者に投与する場合は、PD-L1 発現率を確認した検査の実施年月日及び検査結果。PD-L1 発現率が1%未満の場合は、本製剤を投与することとした理由。キイトルーダについては、PD-L1 陽性であることが薬剤の投与の要件となっているため、コンパニオン診断薬によりPD-L1 陽性であることを確認した年月日及び検査結果。

以上のように、肺癌診療GL2016年版と最適使用推進GLに関して相違点がありますので、該当の薬剤の使用の際にはぜひ原文にもあたった上での適正な使用を心がけて頂きたく存じます。


平成29年2月15日

日本肺癌学会ガイドライン委員会委員長 山本信之
日本肺癌学会理事長 光冨徹哉

キイトルーダ ® 点滴静注の適正な使用について

【投稿日時: 2017-01-19】

日本肺癌学会 会員の皆様へ

キイトルーダ ® 点滴静注20㎎・100㎎の適正な使用についてMSD株式会社/大鵬薬品工業株式会社より注意喚起レターが発出されていますので、よろしくご参照ください。
 

URL : https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1336.pdf

 

2017年1月19日

理事長 光冨徹哉

病理委員会からのお知らせ ダイジェスト版について

【投稿日時: 2017-01-12】

- 病理委員会からのお知らせ -


平成27年8月1日に掲載しました肺癌学会組織分類のダイジェスト版の疾患名の複数個
所に誤りがあります。肺癌取扱い規約第8版が既に刊行されておりますが、ここに第8
版p70-p73の分類表(表1)のみを掲載いたします。

   http://www.haigan.gr.jp/modules/kaiin/index.php?content_id=48

  

臨床・病理 取扱い規約第8版(2017年1月) について

【投稿日時: 2017-01-10】

日本肺癌学会会員の皆さま
 

このたび、臨床・病理 取扱い規約第8版を2017年1月1日に発行いたしました。
(編者:日本肺癌学会、発行者:金原出版株式会社)

誤植や、ご意見がございましたら、日本肺癌学会事務局までご連絡ください。
また、内容に関しても、疑問をお感じになることがございましたら、どうぞお 問い合わせください。

お問い合わせ先: 日本肺癌学会事務局

            E-mail : office@haigan.gr.jp  FAX: 03-3272-8655

            ※お電話でのお問い合わせを受付ておりません。

PD-1強陽性進行非小細胞肺癌に対する抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(キイトルーダ®)の 一次治療の早期承認の要望書を提出いたしました

【投稿日時: 2016-10-25】

日本肺癌学会会員の皆様
 

平成28年10月25日付で厚生労働大臣宛てに、「PD-1強陽性進行非小細胞肺癌に対する抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(キイトルーダ®)の一次治療の早期承認の要望書」を日本肺がん患者連絡会と連名で提出いたしましたのでご連絡申し上げます。
 

   要望書

https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1281.pdf

 

2016年10月25日

日本肺癌学会理事長 光冨徹哉

オプジーボ投与後のEGFR-TKI投与に際して発現した間質性肺炎について

【投稿日時: 2016-08-29】

日本肺癌学会 会員の皆様へ

オプジーボ投与後のEGFR-TKI投与に際して発現した間質性肺炎について小野薬品工業より注意喚起レターが発出されていますので、よろしくご参照ください。

 

URL

https://www.opdivo.jp/contents/pdf/open/ip_hatsugen_egfr.pdf

肺癌診療ガイドライン「Ⅳ期非小細胞肺癌の2次治療以降2015年版version1.1掲載

【投稿日時: 2016-08-17】

 肺癌診療ガイドライン Ⅳ期非小細胞肺癌の2次治療以降2015年版version1.1

 掲載いたしました。

 各種ガイドライン よりご確認ください。

 

 2016年8月17日

 ガイドライン検討委員会
委員長 山本信之

 薬物療法および集学的治療小委員会
委員長 瀬戸貴司

上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤を投与する際の間質性肺疾患に関する留意事項について

【投稿日時: 2016-07-25】

日本肺癌学会 会員の皆様へ

厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長から留意事項について通知がありました。
詳細は下記PDFよりご確認お願い致します。

■上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤を投与する際の
  間質性肺疾患に関する留意点について

  https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1218.pdf

 

2016年7月25日
理事長 光冨徹哉

DPC出来高算定による保険請求・償還の要望書を提出いたしました

【投稿日時: 2016-04-28】

日本肺癌学会会員の皆様
 

平成28年4月27日付で厚生労働大臣宛てに、「EGFR T790M 変異選択的チロシンキナーゼ阻害薬 オシメルチニブ(タグリッソ錠)のDPC出来高算定による保険請求・償還の要望書」を日本肺がん患者連絡会と連名で提出いたしましたのでご連絡申し上げます。
 

   要望書

  https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1168.pdf

 

2016年4月28日
理事長 光冨徹哉

セリチニブ製剤の使用に当たっての留意事項について

【投稿日時: 2016-04-05】

日本肺癌学会 会員の皆様へ
 
厚生労働省より、3月28日に承認されたセリチニブ製剤(販売名:ジカディアカプセル150mg)について、致死的な間質性肺炎、肝機能障害や QT間隔延長等の重篤な副作用があらわれること等から、使用にあたっての留意事項について通知がありました。詳細は下記PDFよりご確認お願い致します。
※セリチニブ製剤(販売名:ジカディアカプセル150mg)は「クリゾチニブに抵抗性又は不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を効能効果として承認されています。
 
 
 
 2016年4月1日
理事長 光冨徹哉

オシメルチニブメシル酸塩製剤の使用について

【投稿日時: 2016-04-05】

日本肺癌学会 会員の皆様へ
 
厚生労働省より、3月28日に承認されたオシメルチニブメシル酸塩製剤(販売名:タグリッソ錠)について、致死的な間質性肺炎、QT間隔延長等 の重篤な副作用があらわれること等から、使用にあたっての留意事項について通知がありました。詳細は下記PDFよりご確認お願い致します。
※オシメルチニブメシル酸塩製剤(販売名:タグリッソ錠)は「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性の EGFR T790M 変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌」を効能効果として承認されています。

  https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1139.pdf

 

 2016年4月1日
理事長 光冨徹哉

抗PD-1抗体薬ニボルマブ(オプジーボ)についてのお願い(追加:劇症1型糖尿病について)

【投稿日時: 2016-02-09】

                                            2016年2月9日

日本肺癌学会会員の皆様
肺癌薬物療法に関わる皆様


抗PD-1抗体薬ニボルマブ(オプジーボ®)についてのお願い
(追加:劇症1型糖尿病について)

標記につきましては平成27年12月11日( http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1078.pdf )  および、同年12月18日( http://www.haigan.gr.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=102 )  に既にお知らせしたところでありますが、平成28年1月28日に厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長より同薬による劇症1型糖尿病に関する周知依頼文書を入手致しましたので、改めて追加のお知らせとお願いを致します。

1型糖尿病の副作用については既に添付文書でも注意勧告されているところですが、メラノーマに対して承認以降これまでに1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)については因果関係が不明なものも含め7例の報告があり、そのうち11月以降のものも2例となっております。本副作用については既に日本臨床腫瘍学会(http://www.jsmo.or.jp/ ) と日本糖尿病学会( http://www.jds.or.jp/ )の合同声明 (http://www.jsmo.or.jp/file/dl/newsj/1623.pdf)が発表されております。日本肺癌学会としてもこの合同声明を理解し、遵守することが重要と考え、皆様にお伝えする次第です。

ニボルマブによる治療をする際には、必ずこの声明文(【最終版】免疫チェックポイント阻害薬に関連した劇症1型糖尿病の発症について.pdf)を熟読されるようお願い致します。

劇症1型糖尿病以外にも全身多臓器にわたる免疫学的有害事象への対策が重要なことは以前のお願い(平成27年12月11日および12月18日)の通りであり、ニボルマブの使用にあたっては、ニボルマブの副作用とその対策を十分理解している医師が治療にあたること、アレルギーあるいは膠原病内科、消化器内科、代謝・内分泌内科、神経内科などの専門医との協働が可能な施設、または地域連携によりこれらの専門的支援が直ちに得られるような施設において行うことなどを十分ご留意のうえ治療されるようお願い致します。患者に対する情報提供と同意が重要なことは言うまでもありません。


 皆様のご理解とご協力をお願い致したく存じます。

 

特定非営利活動法人日本肺癌学会

理事長 光冨徹哉
渉外委員会委員長 滝口裕一
 

EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2015年版掲載のお知らせ

【投稿日時: 2016-02-08】

EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2015年版を掲載いたしました。

2015年版はweb版での公開となり、冊子での販売はございません。

各種ガイドラインよりご覧ください。

 

2016年1月29日

ガイドライン検討委員会

委員長 山本 信之

ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤使用時の劇症1型糖尿病に関する件について

【投稿日時: 2016-02-01】

ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤使用時の劇症1型糖尿病に関する周知

 

厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課より、ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤使用時に係る劇症1型糖尿病の副作用例があることについてお知らせがございました。

「適正使用のお願い」をご確認の上、適切な対応がなされるようお願い致します。

周知依頼
http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1109.pdf   

オプジーボ点滴静注20㎎、100㎎適正使用のお願い
http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1110.pdf
   

オプジーボ点滴静注の非小細胞肺癌への適応追加に係る取扱いについて

【投稿日時: 2016-01-14】

日本肺癌学会会員の皆様

昨日平成28年1月13日(水)に開催された中央社会保険医療協議会 総会(第322回)の議事次第が公開されており、昨年12月に本学会から提出した要望書により、オプジーボが包括外になった旨が記載されています。
その箇所を抜粋してご連絡申し上げます。


<オプジーボ点滴静注の非小細胞肺癌への適応追加に係る取扱いについて>
https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1096.pdf

<議事次第>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000108957.html



2016年1月14日
理事長 光冨徹哉

 

抗PD-1抗体薬ニボルマブ(オプジーボ®)についてのお願い(追加)

【投稿日時: 2016-01-12】

日本肺癌学会会員の皆様
肺癌薬物療法に関わる皆様

抗PD-1抗体薬ニボルマブ(オプジーボ®)についてのお願い(追加)

  
  標記につきましては平成27年12月11日に既にお知らせしたところ(http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1078.pdf)  でありますが、平成27年12月17日に承認されたことを受け、日本における同薬治験中の副作用情報を入手することができましたので、追加のお知らせとお願いを致します。
   国内ではセカンドラインとして、扁平上皮癌(Sq)を対象とした05試験(n=35, 年齢中央値=65.0)と非扁平上皮癌(non-Sq)を対象とした06試験(n=76, 年齢中央値=64.0)の2つの第II相試験が行われました。Sq症例では35例中2例、non-Sq症例では76例中6例に間質性肺合併症(間質性肺炎+肺障害)の有害事象を認め、両組織型をあわせると7.2%(8/111)の高率な発症率でした。CTCAE 4.0版による重症度では、grade 4(1例)、grade 3(3例)、grade 2(3例)、grade 1(1例)であり、grade 4の1例はその後死亡しております。8例中7例にステロイドパルス療法、4例に酸素投与が行われ、死亡1例、軽快6例、回復1例の転帰でした。発症時期はニボルマブ投与2週後が1例、3週後が2例、5週後が2例、24週後が2例、31週後が1例であり、投与後早期から長期間にわたっていることが分かります。危険因子は明確ではありませんが、既存肺疾患についての画像委員による判定では、既存の間質性肺炎を認めるもの1例、完治していない放射線肺臓炎を認めるもの1例、完治していない肺炎を認めるもの1例、気腫性変化を認めるもの3例でした。死亡例では気腫性変化のみを認めました。
   上記国内治験に先立ち進行メラノーマに対する安全性情報、非小細胞肺癌に対する米国での安全性情報が既に報告されています。一方、これまでの殺細胞性抗癌薬、EGFR-TKIなどの経験から、外国人に比べ日本人において薬剤性肺傷害のリスクが高いことが繰り返し報告されてきたことより、ニボルマブにおいても同様の懸念がありました。また同じ日本人でもメラノーマ患者に比べ肺癌患者では既存の肺疾患によるリスクが増加することも懸念されておりました。症例数が少なく確定的な判断はできないものの、今回新たに入手した情報はこれらの懸念をある程度裏打ちするものとも言えます。
   間質性肺炎以外にも全身多臓器にわたる免疫学的有害事象への対策が重要なことは前回のお願い(平成27年12月11日)の通りであり、ニボルマブの使用にあたっては、ニボルマブの副作用とその対策を十分理解している医師が治療にあたること、アレルギーあるいは膠原病内科、消化器内科、代謝・内分泌内科、神経内科などの専門医との協働が可能な施設、または地域連携によりこれらの専門的支援が直ちに得られるような施設において行うことなどを十分ご留意のうえ治療されるようお願い致します。患者に対する情報提供と同意が重要なことは言うまでもありません。
    繰り返しになりますが、薬は常に諸刃の剣であることをあらためて肝に銘じ、肺癌治療においての大きなブレークスルーとして期待されているニボルマブが安全に適切に使用され、多くの患者の福音となるよう、皆様のご理解とご協力をお願い致したく存じます。

2016年1月12日

特定非営利活動法人日本肺癌学会
理事長 光冨徹哉
渉外委員会委員長 滝口裕一


 

肺がん医療向上委員会広報大使就任について

【投稿日時: 2016-01-07】

   これまで2年に渡り肺がん医療向上委員会の広報大使を務めてきた現役医学部生 秋山ありすさんの退任に伴い、昨年11月末に横浜で開催された第56回日本肺癌学会学術集会にて、新たに6名の医療系学生の学生広報大使が就任しましたので、ご案内申し上げます。

   本年2016年より、日本肺癌学会が主催する各種イベント、プログラム等で、肺がん医療学生広報大使として活躍頂く予定です。なお、肺がん医療患者広報大使は、引き続き久光重貴さんに務めて頂きます。

広報大使.png

 

<学生広報大使五十音順>

秋山 あんじぇら(あきやま あんじぇら) 現医学部看護科2年生
池上
侃(いけがみ かん)現役医学部医学科5年生 
川口 真実(かわぐち まみ)現役看護医療学部看護学科2年生
白石 由莉(しらいし ゆり)現役薬学部薬学科2年生
杉本 裕子(すぎもと ゆうこ)現役医学部医学科4年生
中田 愛(なかた あい)現役医学部医学科4年生
 

 

 

ニボルマブ(オプジーボ)に関する声明文公開・要望書提出について

【投稿日時: 2015-12-18】

肺がん(非小細胞肺がん)に対する抗PD-1抗体ニボルマブ(オプジーボ®)に関する声明文公開、要望書提出について

さて、この度新しい肺がん(非小細胞肺がん)の薬剤として、抗PD-1抗体ニボルマブが平成27年12月17日付けにて承認され、肺がん治療に携わる医療関係者はもちろんのこと、多くの患者の期待も大きいものとなっています。
今回承認されたニボルマブは免疫チェックポイント阻害剤といわれる薬品で、リンパ球のがん細胞への攻撃力を高める作用があります。いわば、からだに本来備わっている防御力を高め、初回治療後に再発した際に行われる二次治療において従来の抗がん剤より優れた効果を発揮することが証明されており、嘔吐や脱毛などはみられず一般に副作用は軽いことが示されています。
このように大きな期待をもたれているニボルマブですが、私たちは2002年に“夢の新薬”とマスコミに称されて登場した肺がんの新薬ゲフィチニブ(商品名イレッサ)の発売直後に副作用として間質性肺炎が多発し合計で800名以上もの患者さんが亡くなられた過去の教訓を思い出さずにはいられません。現在では、肺がん治療には欠かすことができないゲフィチニブですが、その安全で効果的な使用が根付くまでに多くの犠牲がはらわれたことを肝に銘じておく必要があります。
このような背景より、表題の通り肺癌学会は、非小細胞肺癌に対する抗PD-1抗体ニボルマブの承認にあたって、以下文書を公開致します。


1) 日本肺癌学会会員・肺癌薬物療法に関わる医療者へのお願い

   抗PD-1抗体薬ニボルマブ(オプジーボ®)についてのお願い 

   http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1078.pdf


2) 肺がん患者会連絡会議(代表 長谷川 一男)連盟による厚生労働大臣への要望

   抗PD-1抗体ニボルマブ(オプジーボ®)のDPC出来高移行への要望

   http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1079.pdf

     ※この要望書は12月11日に厚生労働大臣宛てに提出済です。

 

3)肺がんの患者さん・ご家族・関係者へのお願い

   https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1085.pdf

 

2015年12月18日

日本肺癌学会理事長 光冨徹哉

ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の使用に当たっての留意事項について(厚労省)

【投稿日時: 2015-12-17】

厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課より、ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の使用に当たっての留意事項について周知がございましたので、ご連絡申し上げます。

  http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T151218I0030.pdf#search=%27%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81+%E3%83%8B%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%96%27

  

平成28年度治験候補薬及び治験候補機器の推薦依頼について

【投稿日時: 2015-12-10】

日本肺癌学会会員 各位

 

平成28年度意見候補薬及び治験候補機器の推薦依頼についてのお知らせ

 www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1077.pdf

 

 2015年12月10日

 

日本肺癌学会

理事長 光冨徹哉

肺癌診療ガイドライン2015年版ご意見募集のお知らせ

【投稿日時: 2015-08-10】

日本肺癌学会会員 各位

肺癌診療ガイドラインのパブリックコメントを締切ました。

貴重なご意見を賜りまして、誠に有り難う御座いました。

 

2015年9月17日

ガイドライン検討委員会
委員長 山本 信之

 

 

 

 

肺癌患者におけるALK融合遺伝子検査の手引き 第2.1版について

【投稿日時: 2015-08-06】

日本肺癌学会会員各位

 

「肺癌患者におけるALK融合遺伝子検査の手引き」を公開いたしました。
2011年に改訂されてから4年ぶりの改訂となります。

https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/1012.pdf


2015年8月6日
バイオマーカー委員会委員長 秋田弘俊

 

 

新肺癌病理分類(新WHO分類準拠)使用のお願い

【投稿日時: 2015-08-01】

日本肺癌学会会員各位

今春、WHO Classification of Tumors of The Lung, Pleura, Thymus and Heart 4th Editionが刊行され、組織分類(以下、新WHO分類)が改訂されたことをうけ、日本肺癌学会は、診療・研究活動を国際標準に合わせるべく、新WHO分類に準拠した肺癌取扱い規約組織分類(以下、規約分類)の改訂を行うこととしました。

迅速な普及が重要であるとの観点から、「肺癌取扱い規約」の刊行に先立ち、新WHO分類に準拠した規約分類のダイジェスト版をホームページに掲示いたします。つきましては今後の肺癌病理分類記載はこの新分類を用いて頂くよう関係各所のご周知頂きますようお願い申し上げます。


URL: https://www.haigan.gr.jp/modules/kaiin/index.php?content_id=48



日本肺癌学会理事長 光冨徹哉
肺癌取扱い規約委員会委員長 淺村尚生
肺癌取扱い規約・病理診断委員会委員長 大林千穂

 

 

 

肺癌に対する治療薬 AZD9291の早期承認の要望

【投稿日時: 2015-07-03】

日本肺癌学会会員各位

2015年7月3日に、厚生労働大臣宛に下記要望書を提出致しましたことを、ここにご報告いたします。
         ***************************************************************

                                            平成2773

厚生労働大臣
塩崎 恭久 殿

       特定非営利活動法人日本肺癌学会
理事長 光冨徹哉
同保険委員会委員長 高橋和久

肺がん患者の会ワンステップ
代表 長谷川一男

 
肺癌に対する治療薬、AZD9291の早期承認の要望

平素は一方ならぬご指導を賜り心より感謝申し上げます。以下を要望申し上げたくお願い申し上げます。 

日本人の肺癌患者の約1/3は上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor; EGFR)に遺伝子変異を有することが知られています。この変異を有する者のうち、手術不能又は術後再発患者に対する薬物療法としては、EGFRに対する阻害薬(EGFR TKI)が国内外及び主要な海外のガイドラインにおいて第一選択薬として推奨されています1-3)。しかし、いったんはEGFR-TKIが奏効しても、ほとんどの症例においては1年程度で耐性化し病状が進行します4)
EGFR-TKI耐性には様々な分子機序が存在することが報告されていますが、もっとも頻度が高いのはエクソン20の2次変異(T790M変異)によるもので、耐性化した症例の過半数でこの変異を認めると報告されています5,6)。 しかしながら、現時点でT790M変異陽性肺癌に対する治療薬は市場に存在しません。現状では、EGFR TKI耐性となった患者に対しては殺細胞性抗がん薬が投与されますが、その効果は満足できるものではなく、有効な治療の確立が急務となっています。 

AZD9291は活性化変異及びT790M変異を有するEGFRに対して、不可逆的なEGFRチロシンキナーゼ阻害作用を示し、かつ野生型EGFRの阻害作用が弱い新規薬剤で、EGFR-TKI治療中に耐性が発現したT790M変異陽性肺癌患者に対する有効性が期待されています。最新の国際共同臨床試験(AURA試験)の結果によると、既存のEGFR-TKI治療中に耐性化し病勢が進行したT790M変異を有する肺癌患者に、80mg/日のAZD9291を投与した群での奏効率は54%、奏効持続期間中央値は12.4ヵ月、無増悪生存期間中央値は13.5ヵ月と、非常に良好な成績が報告されました7)。 これは、現状において実施される実地医療(殺細胞性抗がん薬)の治療成績を大幅に上回るものです8-10)。すなわち、AZD9291は、満足な治療選択肢がないT790M変異を有する患者に対する薬物療法として有用な選択肢であると考えられます。 

AZD9291では、野生型EGFRへの阻害作用が弱いという特性から、イレッサで問題となった致死的な間質性肺炎はおこらないことも期待されましたが、残念ながらこれまでの臨床試験において報告されています(2.7%7)
投与症例は少ないですが日本人に高頻度な傾向が認められています。従いまして、本剤承認の後も引き続き間質性肺炎の危険性の高い集団の同定につとめるなど、関係各所の密接な協力のもと適正使用の推進を心がけることが重要であることは言うまでもありません。 

わが国の肺癌患者の多くがEGFR遺伝子異常を有しかつそのほとんどで耐性が発現する現状、および過半数のEGFR TKI耐性肺癌患者でT790M変異が見られる現状、本耐性に対する有効性が期待される薬剤が市場に存在しない現状があることより、学術的見地ならびに人道的見地よりAZD9291の早期承認を要望いたします。なお、AZD929120144月にFDAから Breakthrough therapyに指定され、現在EUでも優先審査の指定を受けていることを申し添えます。
 

関連文献

1)   肺癌診療ガイドライン2014年版

2)   NCCN Guideline (Non-Small Cell Lung Cancer) 2015 (http://www.nccn.org/)

3)   Azzoli CG et al. ASCO Guideline 2014 J. Clin. Oncol. 27:6251-6266, 2009

4)   Mitsudomi T et al., Cancer Sci. 98:1817-1824, 2007

5)   Yu HA et al. Clin. Cancer Res. 19:2240-2247, 2013

6)   Kosaka T et al.  Clin. Cancer Res. 12:5764-5769, 2006

7)   Jänne PA. et al. Presented at the European Lung Cancer Conference (ELCC) Annual Meeting,
15-18 April 2015.

8)   Maemondo M et al. N. Engl. J. Med. 362; 2380-2388, 2010

9)   Wu JY et al. Int. J. Cancer 126:247-255, 2010

10) Masuda T et al. Clin. Transl. Oncol. May 20, 2015 [Epub ahead of print]

 

 

 

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