第25回日本肺癌学会ワークショップ開催の報告とお礼
「第25回日本肺癌学会ワークショップ」は、2010年7月3日(土)に、国立がん研究センター国際研究交流会館にて開催されました。
熱い討論の中、成功裏に無事終了することが出来ました。
ご関係の方々に厚く御礼申し上げます
代表世話人
淺村尚生
第25回日本肺癌学会ワークショップ
会 期 | 2010年7月3日(土曜日) 9:30-16:05(予定) |
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会 場 | 国立がん研究センター 国際研究交流会館 〒104-0045 中央区築地5-1-1 TEL:03-3543-0332 http://www.ncc.go.jp/jp/about/access_kokusai.html |
テーマ |
肺癌の新しいTNM病期分類(UICC-7)と肺癌登録 |
世話人 | 淺村 尚生 (国立がん研究センター中央病院 呼吸器外科) |
プログラム
[1] 肺癌の新しい病期分類(UICC-7): 主たる改訂点と本邦の対応
(9:30-10:45)
座長: 淺村尚生 (国立がん研究センター中央病院呼吸器外科)
1.肺癌におけるUICC-7の成立過程(UICC, AJCC, IASLC, 日本肺癌学会)
演者: 淺村尚生 (国立がん研究センター中央病院呼吸器外科)
2.UICC-7の主たる改訂点と“肺癌取扱い規約”における日本肺癌学会の対応
演者: 光冨徹哉 (愛知県がんセンター中央病院胸部外科)
3.日本肺癌学会の“手術記載”における対応
演者: 横井香平 (名古屋大学大学院医学系研究科呼吸器外科)
4.新しいリンパ節マップの改訂点と問題点
演者: 近藤晴彦 (静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科)
[2] 診療科からみた新しいTNM病期分類(UICC-7)の問題点と課題
(10:45-12:00)
座長: 光冨徹哉 (愛知県がんセンター中央病院胸部外科)
1. 画像診断からみた問題点と課題
演者: 渡辺裕一 (国立がん研究センター中央病院放射線診断部)
2. 外科からみた問題点と課題
演者: 奥村 栄 (癌研有明病院呼吸器外科)
3. 内科からみた問題点と課題
演者: 久保田馨 (国立が研究センター中央病院呼吸器内科)
4. 放射線治療からみた問題点と課題
演者: 中山優子 (神奈川県立がんセンター放射線腫瘍科)
[3] UICC-7における今後の課題と対応 (13:00-14:30)
座長: 横井香平 (名古屋大学大学院医学系研究科呼吸器外科)
1. 胸膜浸潤(PL)分類と予後
演者: 蔦 幸治 (国立がん研究センター中央病院臨床検査部)
2. STN(separate tumor nodule)の分類とその妥当性
演者: 永井完治 (国立がん研究センター東病院呼吸器外科)
3. 他臓器浸潤(T4)の分類とその妥当性
演者: 吉野一郎 (千葉大学大学院医学系研究科胸部外科)
4. N因子分類(解剖学的位置と転移個数)の方向性
演者: 佐治 久 (東京医科大学外科学第一講座)
5. WHO病理組織分類の改訂について(腺癌)
演者: 野口雅之 (筑波大学大学院人間総合科学研究科生命
システム医学専攻)
[4] 本邦における肺癌登録の現状と展望 (14:50-16:05)
座長: 藤井義敬 (名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器外科)
1. 肺癌登録合同委員会について
演者: 藤井義敬 (名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器外科)
2.肺癌登録合同委員会における肺癌登録業務
演者:澤端章好 (大阪大学大学院医学系研究科呼吸器外科)
3.本邦におけるがん登録の現状と肺癌登録の位置づけ
演者: 西本 寛 (国立がん研究センターがん対策情報センター
がん情報・統計部)
4. 肺癌登録とその有効利用: QI(評価指標)と肺癌登録
演者: 東 尚弘 (東京大学大学院医学系研究科健康医療政策学)
事前参加登録について
2010年2月10日より先着順で事前参加登録を開始しておりましたが、
4月16日 定員に達しましたので、事前参加登録のお申し込みを締め切りました。
事務局: 〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
国立がん研究センター中央病院 呼吸器外科
第25回日本肺癌学会ワークショップ事務局
世話人: 淺村尚生
事務局長: 渡辺俊一
TEL: 03-3542-2511 FAX: 03-3542-3815
お問い合わせ: rkawachi@ncc.go.jp (呼吸器外科:河内利賢)