コンテンツにスキップする

暫定指導医について

暫定指導医は、肺癌認定医制度の立ち上げにあたり、認定医を育成していただくことを目的に設けられました。この制度は、肺癌診療における教育的役割を担う先生方を一時的に認定するものです。
そのため、現在のところ暫定指導医の認定期間は5年間と定められています。
暫定指導医は、2025年から開始される認定医制度において認定される肺癌教育認定施設で、認定医の指導にあたることが可能となります。

申請資格

今回の申請資格は、以下の2通りございます。
1.申請資格 I
以下のいずれかに該当する方
評議員または推薦評議員(2024年11月3日任命された方)
評議員資格保持者(2016年以降に評議員選挙に立候補し、資格を取得された方)
名誉会長/名誉会員、特別会員

2.申請資格Ⅱ
申請資格 I に該当しない場合は、以下の全ての条件を満たす必要があります。

  1. 本法人の会員歴が10年以上であり、申請時までに該当年度(2024年度)を含む全ての年会費を納入済みであること
     *会員歴は年会費お支払い済み期間で判断いたします。
  2. 非喫煙者であり、過去10年間(2015年4月1日~2025年3月31日)たばこ製造企業やまたその関連企業との利益相反がないこと
  3. 肺癌に関する審査基準を満たす業績を有していること(過去10年間:2015年4月1日~2025年3月31日)  
    以下の①-③をすべて満たし、合計50単位以上を有すること(申請単位表はこちら
    ①胸部悪性腫瘍に関する論文を1編以上発表していること(筆頭著者または英語論文の共著者)                  
    ②本法人の年次学術集会に2回以上出席していること
    ③本法人年次学術集会または支部会で3回以上発表していること(筆頭演者又は共同演者。ただし、年次学術集会での筆頭演者を1回以上含むこと)
  4. 胸部悪性腫瘍診療における実績(過去5年間:2020年4月1日~2025年3月31日)
    内科医・外科医 50症例の肺癌診療実績
    病理医     20症例の肺癌診断実績
    放射線科診断医 50症例の放射線診断レポート作成実績(同一症例は除外)
    放射線科治療医 年間20症例以上、または50症例以上の放射線治療計画の立案実績(緩和照射も含む)

申請方法と必要書類

暫定指導医(2025年度)の申請は、以下の手順で進めてください。

1.日本肺癌学会HP(https://www.haigan.gr.jp/)の会員ログイン「マイページ」へログインします。
2.「会員メニュー」から「資格認定申請」へ進み、「暫定指導医 2025年度 申請」の「申請」ボタンをクリックしてください。
2.申請項目に記載されている必要書類をすべてPDF化し、それぞれのアップロード箇所に提出してください。

ご注意:
システム上、ファイルを1つしかアップロードできません。関連する資料をすべてまとめてPDF形式に変換し、アップロードしてください。
すべての書類が揃っていない場合、申請は受理されませんのでご注意ください。

申請資格I に該当する方

評議員または推薦評議員(2024年11月3日任命)、評議員資格保持者(2016年以降評議員選挙に立候補して資格取得をされた方)、名誉会長/会員、特別会員の先生方です。

申請書の提出のみで申請を受け付けさせていただきます。
「暫定指導医 2025年度 申請(申請資格I)」より、必要事項をご記入のうえ、申請書をアップロードしてください。

【提出書類】

  1. 暫定指導医申請書(様式1)

【申請書類】

申請資格Ⅱ に該当する方

申請資格Iに該当しない先生方です。

申請書、業績(単位表)、診療実績証明書で申請を受付させていただきます。
暫定指導医 2025年度 申請(申請資格Ⅱ)」より、以下の書類に必要事項を記載のうえ、アップロードしてください。
上記申請資格を参照に、過去10年間(2015年4月1日~2025年3月31日)の業績を合算して50点以上(60点以下)としてください。

【提出書類】

  1. 暫定指導医申請書(様式1
  2. 基本領域学会(呼吸器学会専門医、呼吸器外科専門医、放射線治療専門医、放射線診断専門医、病理学会専門医、がん治療認定医、薬物療法専門医)のいずれかの専門医資格または認定医の資格を証明するコピー(A4判に縮小コピーする、白黒でも可)
  3. 申請単位表(様式2、各区分の件数を記入)
  4. 胸部悪性腫瘍(肺癌など)に関する論文のコピー
  5. 本法人年次学術集会・ワークショップ等参加証のコピー
    ※参加証を紛失された場合でも、筆頭演者座長など、学会に確実に参加されていると判断できる方に限り、抄録集のコピーを参加証明として認めます。
  6. 本法人年次学術集会における発表を証明する抄録等のコピー
  7. 診療実績証明証(様式3、各専門領域から1つを選択し、過去5年間の肺癌診療実績を記載
    ご注意:
    ・責任者(病院長、科長、部長など)のサイン(入力でも可)および押印が必要
    ・診療科別の申請書は、それぞれ別のシートに格納されています。シートタブで診療科を切り替え1つを選択してください。

【申請書類】

業績書類を提出する上での注意事項

  • 書類作成時の共通事項
    暫定指導医資格審査のための業績の基準」をご参照のうえ、以下の要領で申請業績書類を作成し、ご提出ください。
     1)提出する申請業績書類の右上に、「様式2: 申請単位表」の区分(例:A-イ、E-②など)を必ず記入してください。
     2)同一区分で複数の申請がある場合は、末尾に件数番号を付けてください(例:A-イ-1、E-②-2など)。
  • 論文や著書
    以下の書類を揃えてご提出ください。
    ※これらの書類が揃えられない場合は、その論文や著書の申請はご遠慮ください。
     論文の場合:1)別刷の表紙、または発行年月日またはaccept日が明記されていること
           可能な限りご自身の氏名を下線またはハイライトで強調してください。
     著書の場合:1)表紙のコピー
           2)ご自身が書かれた論文が記載されている目次ページのコピー
           3)発行年月日が明記されたぺージ
           可能な限りご自身の氏名を下線またはハイライトで強調してください。
  • 学術集会発表
    以下の書類を揃えてご提出ください。
     1)学会開催地・開催名・年月日等の明記されたぺージのコピー
     2)該当演題の目次ぺージのコピー(演題名、発表者、発表日時が明記されているぺージ)
     3)抄録掲載ぺージのコピー
     可能な限りご自身の氏名を下線またはハイライトで強調してください。

    ※ウェブサイト等から抄録をダウンロードされる際は、学術集会名や年度が分かるように明記されていれば1点でも構いません、また、以下のいずれの記載でも問題ございません。
      「肺癌:第@巻@号 20××年」 「第××回日本肺癌学会学術集会号」
    ※過去の抄録の入手方法
    過去6年分の学術集会抄録号は、会員専用ページにPDF形式で掲載しております。
    それ以前の抄録は、電子書籍サービス「Kalib」をご利用ください。Kalibから抄録部分をコピーする場合は、スクリーンショットを撮ってからPDFに変換してご提出ください。

    電子書籍サービス「KaLib」
    1)「KaLib会員登録」ボタンより会員登録を行う
    2)本棚画面の左上にある「Store」ボタンよりKaLibストアへ画面を切替て「肺癌」を探してダウンロード
  • 学術集会などの参加証明書
     1)学術集会、ワークショップ、セミナー等の参加証明書
      ※ 紛失等で提出が困難な場合でも、プログラム等で参加の証明ができれば代用可能です。ただ  し、その場合は筆頭演者、座長、シンポジスト等、参加を証明できる立場に限られます。

暫定指導医申請受付期間

2025年5月26日(月)12:00 〜 2025年7月18日(金)17:00
*今後5年間で計5回の募集を予定しております。

審査結果

審査終了次第本人に通知します。

認定有効期間

現時点では認定後5年としておりますが、今後の状況によって変動する可能性があります。

暫定指導医審査認定料について

暫定指導医の審査・認定料は不要です。

お問合せ先

暫定指導医申請に関する質問はe-mailでお願いいたします。
電話での質問はご遠慮頂きますようにお願いいたします。

日本肺癌学会事務局:office@haigan.gr.jp