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学会誌「肺癌」

ISSN: PAPER:0386-9628
ONLINE:1348-9992
発行:日本肺癌学会
E-mail:office@haigan.gr.jp
更新:年7回

最新号 64巻4号発刊のお知らせ

学会誌「肺癌」64巻4号(2024年8月)の刊行にあたって
 学会誌「肺癌」は、昭和35年(1960年)に日本肺癌学会の前身である第1回肺癌研究会総会時に1巻総会号が発刊されたことに始まります。2013年53巻からは完全web化され印刷媒体は学術集会号のみとなりました。2020年60巻からは、過去の論文を含め日本肺癌学会の会員に限らず誰でもダウンロードできるオープンアクセスに変更になり、現在では、月に約2.5万件のダウンロードがあります。邦文誌にもかかわらす海外からのダウンロードが20-30%を占めています。インパクトファクターの取得やPubMedでの検索を可能にすることは難しいですが、Googleでの検索が可能で海外からのダウンロードに繋がっているものと考えます。 

これまでは、日本肺癌学会のオンラインジャーナルと国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEの二つのプラットフォームで学会誌「肺癌」が公開されてきました。J-STAGE には1964年5巻以降の論文が掲載されています。オンラインジャーナルのシステム老朽化のため、本号よりJ-STAGEでの公開に一本化されました。それに伴い巻頭言、編集後記は学会webサイトに掲載いたします。

このように新しい掲載方法となった64巻4号には、3編の総説、2編の原著論文そして5編の症例報告が掲載されています。いずれもが、非常に示唆に富む良い論文であると思います。是非、多くの皆様にご一読いただければと思います。

2018年12月より日本肺癌学会の学会誌「肺癌」の編集委員長を務めさせて頂きましたが、私の任期も2024年の学術集会までで、残り僅かになりました。日本肺癌学会会員の皆様から質の高い論文を投稿していただいたことにより、歴史と伝統のある学会誌「肺癌」を僅かではありますが発展させることができました。皆様のご協力に心から御礼を申し上げると共に、学会誌「肺癌」が今後さらに発展することを祈念しております。

大江裕一郎
学会誌「肺癌」編集委員長 国立がん研究センター中央病院呼吸器内科

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