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日本肺癌学会バイオマーカー委員会教育ワークショップ のお知らせ(4/1開催)

最適な薬物療法を目指した肺がんバイオマーカー検査の実践

日本肺癌学会会員、および肺癌診療に携わる医療従事者の皆様

 

肺がんの薬物治療は、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が次々に登場し、治療成績も近年向上しています。これらの薬物治療はまずバイオマーカー検査を行い、その結果に基づいて治療方針が決定されています。しかしながら、1つのバイオマーカー検査に対して、複数のアッセイが開発されており、それぞれの特徴や保険収載の状況を理解した上で、適切なアッセイを実施する必要があり、肺がんの薬物治療体系は複雑化しています。さらには、「検体の品質管理」「網羅的解析におけるannotation精度やincidental finding」などバイオマーカー検査に存在する諸問題を理解することも、適切な検査を実施し、得られた検査結果に対して適切に対応するために、非常に重要です。そのような状況を踏まえ、バイオマーカー委員会ではこのたび、肺癌診療に関わる医療従事者(医師、検査技師、薬剤師、看護師など)を対象に、「最適な薬物療法を目指した、肺がんバイオマーカー検査の実践」をテーマとした教育ワークショップを開催することとなりました。お時間が許すようでしたら、是非ともお申込み下さい。多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

 

◆概要
  開催日:2023/4/1(土) 13:00~16:30
  開催形式:WEB開催
   ※参加希望者  3.31(金)正午12時までに office@haigan.gr.jp へ
    お名前・所属・アドレス のご連絡をお願いします
        


◆プログラム
   座長: 岡山大学 呼吸器・乳腺内分泌外科分野  豊岡 伸一 
     近畿大学 外科学教室呼吸器外科部門  宗 淳一 

1. Opening Remarks   
      池田徳彦 東京医科大学 呼吸器・甲状腺外科  

2. 講演 (※講演内で、匿名のプレテストとポストテストを行い、理解度を確認できます)
(Lecture1) 枝園 和彦 岡山大学病院 呼吸器外科
     「EGFR遺伝子変異検査と薬剤選択について」

(Lecture2) 越智 宣昭 川崎医科大学 総合内科学4
     「ALK融合遺伝子検査と薬剤選択について」

(Lecture3) 阪本 智宏 鳥取大学医学部附属病院 呼吸器内科・膠原病内科
     「RET融合遺伝子検査と薬剤選択について」

(Lecture4) 畑中  豊 北海道大学病院 ゲノム・コンパニオン診断研究部門
     「KRAS遺伝子変異検査と薬剤選択について」

(Lecture5) 三窪 将史 北里大学医学部 呼吸器外科学
     「マルチプレックス遺伝子パネル検査について」

(Lecture6) 清水 淳市 愛知県がんセンター 呼吸器内科
     「PD-L1検査と薬剤選択について」

3. Closing Remarks
     後藤 功一  国立がん研究センター東病院 呼吸器内科

 

バイオマーカー委員会
委員長 豊岡伸一



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