第18回肺がん医療向上委員会セミナー
下記の要領にて、第18回肺がん医療向上委員会を2018年1月31日(水)に開催する運びとなりました。
本委員会では、学会、医師だけでなく、メディカルスタッフ、製薬関連企業、医療機器関連企業、更にはヘルスケア企業、一般企業、メディア、そして患者・家族を代表する団体、組織も加わり、ことなる業態・業種の方々が一体となり、肺がんの正しい情報を提供すると共に、正しい診断と治療がなされる環境を目指し活動しております。
2017年10月11日、日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会合同の「次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス(第1.0版) 」が公開されました。現在、各種遺伝子の異常、変異に基づいた分子標的薬剤の治療等が普及に伴い、今後次世代シークエンサー等を用い多数の遺伝子を一度に解析し、治療方針が決定されることは、過去本会でも取り上げたprecision medicine(プレシジョン・メディシン)にも大きく寄与すると考えられています。
このような背景から、今回は「がん遺伝子パネルはこれからのがん医療をどう変えるか?」と題し、西尾 和人 先生 (近畿大学医学部ゲノム生物学教室)にご講演頂きます。講演後には講師、肺がん向上委員会委員への質問にお答え頂くQ&Aセッションも予定しておりますので、是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
<特別講演>
「がんゲノム医療と遺伝子パネル検査について」
近畿大学医学部ゲノム生物学教室 西尾 和人 先生