第20回肺がん医療向上委員会セミナー
下記の要領にて、第20回肺がん医療向上委員会を開催します。肺がん医療の正しい情報を発信するため、学会、医師だけでなく、メディカルスタッフ、製薬関連企業、医療機器関連企業、更にはヘルスケア企業、一般企業、メディア、そして患者・家族を代表する団体、組織も加わり、ことなる業態・業種の方々が一体となって、このミッションを取り組もうというのがこの委員会の目的です。
今回の特別講演のテーマにもあるPROとは、Patient Reported Outcomeの略で、医療者を介さず、患者自身が、治療の効果や副作用、QOLについて評価するもので、様々な疾患において利用されており、がん領域においては「痛み」に関する評価方法の一つとして知られています。また、これまでインターネット、アプリケーション等を用いたePRO(electronic Patient Reported Outcome)の有用性も複数報告されるに至っており、近年、本邦においても注目される領域となっています。
そのような背景より、今回は「がん領域におけるPROなどITの進歩について」と題し、宮路 天平先生 (東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座)にご講演頂きます。講演後には講師、肺がん向上委員会委員への質問にお答え頂くQ&Aセッションも予定しておりますので、是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
<特別講演>
「がん領域におけるePROなどITの進歩について」
宮路 天平先生 (東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座 特任助教)