第21回肺がん医療向上委員会セミナー
さて下記にて、第21回肺がん医療向上委員会セミナーを開催致します。肺がん医療の正しい情報を発信するため、学会、医師だけでなく、メディカルスタッフ、製薬関連企業、医療機器関連企業、更にはヘルスケア企業、一般企業、メディア、そして患者・家族を代表する団体、組織も加わり、ことなる業態・業種の方々が一体となって、このミッションを取り組もうというのがこの委員会の目的です。
今回のテーマは「がんと就労」です。国民の2人に1人ががんにかかる時代ですが近年のがん医療(治療法・治療薬)の進歩は著しく、がんの治療成績は年々向上しております。「がんと共に生きる人生」が特別なことではなくなっている一方で、がんを理由に依願退職や解雇で仕事を辞めるなど様々な新たな問題が生じています。現在「がんと就労」の問題は、第3期がん対策推進基本計画(平成30年3月9日閣議決定)にも組み込まれた重要な課題として注目されています。
そこで、今回は患者の立場として西口 洋平さん(一般社団法人キャンサーペアレンツ 代表理事)、研究者・医療者の立場として高橋 都先生(国立がん研究センターがん対策情報センター がんサバイバーシップ支援部長)にご講演頂きます。講演後には講師、肺がん向上委員会が参加者の質問にお答えするQ&Aセッションも予定しておりますので、是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。
<特別講演>
<講演 1>「自身の体験を通じたがんと就労の問題(患者の視点から)」
西口 洋平さん(一般社団法人キャンサーペアレンツ 代表理事)
<講演 2>「がんと就労:患者・企業・医療者・社会全体に求められること」
高橋 都先生(国立がん研究センターがん対策情報センター がんサバイバーシップ支援部長)