肺癌診療ガイドライン 2020年版 ver.1.1
悪性胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む
第1部.肺癌診療ガイドライン 2020年版
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Ⅰ.肺癌の診断
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- CQ1.肺癌の検出に胸部X線と胸部CTは有用か?
- CQ2.ハイリスク群を対象とした肺門部肺癌の検出に,喀痰細胞診は有用か?
- CQ3.肺癌の検出に,PET/CT検査は有用か?
- CQ4.肺癌の検出に,腫瘍マーカーは有用か?
- CQ7.中枢気道病変が疑われる症例に,気管支鏡検査は勧められるか?
- CQ8.中枢気道の前浸潤性病変や早期癌が疑われる症例に,自家蛍光(autofluoresense)観察/狭帯域光観察(narrow band imaging)は勧められるか?
- CQ9.肺癌を疑う肺末梢病変に,経気管支生検は勧められるか?
- CQ10.肺末梢病変の経気管支生検に,ラジアル型EBUSは勧められるか?
- CQ11.肺末梢小型病変の経気管支生検に,仮想気管支鏡ナビゲーションは勧められるか?
- CQ12.肺癌を疑う肺末梢病変に,経皮針生検は勧められるか?
- CQ13.肺癌を疑う肺末梢病変に,外科的生検は勧められるか?
Ⅱ.非小細胞肺癌(NSCLC)
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- ■ 樹形図
- (非小細胞肺癌)
- 1-1.手術適応
- 1-1-1.手術適応(術前呼吸機能・循環機能評価)
- CQ1.手術適応決定には,呼吸機能評価(spirometry)や循環機能評価(安静時心電図)をはじめ,血液・生化学所見や年齢などを総合的に評価・検討することが必要か?
- 1-1-2.手術適応(臨床病期Ⅰ-Ⅱ期)
- CQ2.臨床病期Ⅰ-Ⅱ期非小細胞肺癌で標準手術可能な患者には,外科切除が勧められるか?
- CQ3.臨床病期Ⅰ-Ⅱ期非小細胞肺癌で外科切除可能な患者に対する術式は,肺葉以上の切除を行うべきか?
- CQ4.臨床病期ⅠA期,最大腫瘍径2 cm以下の非小細胞肺癌に対して,縮小手術(区域切除または楔状切除)を行うよう勧められるか?
- CQ5.臨床病期Ⅰ期非小細胞肺癌で外科治療が可能であるが,肺葉切除以上の切除が不可能な患者に,縮小手術(区域切除または楔状切除)を行ってもよいか?
- 1-1-3.手術適応(臨床病期Ⅲ期)
- CQ6.臨床病期ⅢA期非小細胞肺癌の治療方針は,呼吸器外科医,内科医,放射線治療医を含めた集学的治療グループで検討すべきか?
- CQ7.臨床病期ⅢA期N2非小細胞肺癌のN2診断は,組織学的に確認すべきか?
- CQ8.臨床病期ⅢA期T4N0-1非小細胞肺癌に対して,外科切除を行うよう勧められるか?
- 1-2.リンパ節郭清
- CQ9.切除可能な非小細胞肺癌に対しては,肺門縦隔リンパ節郭清を行い,病理学的評価を行うべきか?
- 1-3.T3臓器合併切除(肺尖部胸壁浸潤癌以外)
- CQ10.臨床病期T3N0-1M0の胸壁浸潤非小細胞肺癌には,胸壁合併切除を行うよう勧められるか?
- CQ11.心膜に浸潤した臨床病期T3N0-1M0の非小細胞肺癌には,合併切除を行うよう勧められるか?
- 1-4.気管支・肺動脈形成
- CQ12.肺全摘を避けて,気管支・肺動脈形成を行うべきか?
- 1-5.同一肺葉内結節
- CQ13.同一肺葉内結節で転移(PM1)もしくは多発肺癌を疑うcN0症例において,手術を行うべきか?
- 1-6.他肺葉内結節
- CQ14.他肺葉内結節で,多発原発性肺癌を疑う症例において,手術を行うべきか?
- CQ15.他肺葉内結節で,肺内転移(PM2,3)を疑う症例において,手術を行うべきか?
- 1-7.異時性多発癌
- CQ16.異時性多発肺癌に対しては,耐術能があれば外科治療を行ってもよいか?
- 1-8.臨床病期Ⅰ期非小細胞肺癌に対する胸腔鏡補助下肺葉切除,ロボット支援下肺葉切除
- CQ17.臨床病期Ⅰ期非小細胞肺癌に対して,胸腔鏡補助下肺葉切除を行ってもよいか?
- CQ18.臨床病期Ⅰ期非小細胞肺癌に対して,ロボット支援下肺葉切除を行ってもよいか?
- 1-9.外科切除後の経過観察,術後患者の禁煙
- CQ19.外科切除後の非小細胞肺癌に対しては,定期的な経過観察を行うべきか?
- CQ20.非小細胞肺癌術後の患者は,禁煙を行うべきか?
- 1-10.低悪性度肺腫瘍
- CQ21.切除可能な低悪性度腫瘍(カルチノイド,粘表皮癌,腺様嚢胞癌)は,非小細胞肺癌に準じた外科治療を行うべきか?
- 4-1.術前治療
- CQ25.臨床病期Ⅰ-ⅢA期に対して,術前プラチナ製剤併用療法は勧められるか?
- CQ26.切除可能な臨床病期ⅢA期(N2)に対して,術前化学放射線療法は勧められるか?
- 4-2.術後補助化学療法
- CQ27.病変全体径>2 cmの術後病理病期ⅠA/ⅠB/ⅡA期(第8版)完全切除,腺癌症例に対して,テガフール・ウラシル配合剤療法は勧められるか?
- CQ28.病変全体径>2 cmの術後病理病期ⅠA/ⅠB/ⅡA期(第8版)完全切除,非腺癌症例に対して,テガフール・ウラシル配合剤療法は勧められるか?
- CQ29.術後病理病期Ⅱ-ⅢA期(第8版)完全切除例に対して,シスプラチン併用化学療法は勧められるか?
- CQ30.EGFR遺伝子変異陽性の術後病理病期ⅠB-ⅢA期完全切除例に対して,EGFRチロシンキナーゼ阻害薬は勧められるか?
- 4-3.術後照射
- CQ31.術後病理病期Ⅰ-Ⅱ期完全切除例に対して,術後照射は勧められるか?
- CQ32.術後病理病期Ⅲ期(N2)完全切除例に対して,術後照射は勧められるか?
- ◆レジメン:非小細胞肺癌の術後補助化学療法
- CQ33.医学的な理由で手術ができないⅠ-Ⅱ期非小細胞肺癌に対して,根治的放射線治療は勧められるか?
- CQ34.切除可能なⅠ-Ⅱ期非小細胞肺癌に対して,根治的放射線治療は勧められるか?
- CQ35.医学的な理由で組織診(もしくは細胞診)および手術ができない臨床的に原発性肺癌と診断された孤立性肺腫瘍(組織未確定)に対して,根治的放射線治療は勧められるか?
- CQ36.Ⅰ期非小細胞肺癌の根治的放射線治療における適切な照射法は何か?
- 6-1.Ⅲ期非小細胞肺癌
- 6-1-1.化学放射線療法
- CQ37.切除不能局所進行非小細胞肺癌,全身状態良好(PS 0-1)の患者に対して,化学放射線療法は勧められるか?
- CQ38.切除不能局所進行非小細胞肺癌,全身状態が良好(PS 0-1)な患者の化学放射線療法における放射線療法の最適なタイミングとしては,化学療法との同時併用が勧められるか?
- CQ39.化学放射線療法においてプラチナ製剤と第三世代以降の細胞傷害性抗癌薬併用を勧められるか?
- CQ40.切除不能局所進行非小細胞肺癌,シスプラチン一括投与が不適な高齢者に対して,連日カルボプラチン投与による化学放射線療法は勧められるか?
- CQ41-1.同時化学放射線療法後に異なる細胞傷害性抗癌薬に変更して地固め化学療法を行うよう勧められるか?
- CQ41-2.同時化学放射線療法後に免疫チェックポイント阻害薬による地固め療法を行うよう勧められるか?
- CQ42.化学療法併用時の適切な照射法は何か?
- 6-1-2.放射線単独療法
- CQ43.切除不能のⅢ期非小細胞肺癌で化学療法併用不能なものに対して,放射線単独療法は勧められるか?
- CQ44.放射線治療単独時の適切な照射法は何か?
- 6-2.肺尖部胸壁浸潤癌
- CQ45.切除可能な肺尖部胸壁浸潤癌(臨床病期T3-4N0-1)に対して,どのような治療が勧められるか?
- ◆レジメン:Ⅲ期非小細胞肺癌の同時併用
- ■ 樹形図
- (サブグループ別の治療方針)
- (ドライバー遺伝子変異/転座陽性の治療方針)
- (EGFR遺伝子変異陽性)
- (ALK融合遺伝子陽性)
- (ROS1融合遺伝子陽性)
- (BRAF遺伝子変異陽性)
- (MET遺伝子変異陽性)
- (PD-L1 TPS 50%以上の治療方針)
- (ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明の一次治療)
- (ドライバー遺伝子変異/転座陰性の二次治療以降)
- 7-1.ドライバー遺伝子変異/転座陽性
- 7-1-1.遺伝子変異/転座陽性の治療方針
- CQ46.全身状態良好(PS 0-1)なドライバー遺伝子変異/転座陽性例に対する最適な一次治療は何か?
- CQ47.PS 2-4のドライバー遺伝子変異/転座陽性例に対する最適な一次治療は何か?
- CQ48.75歳以上のドライバー遺伝子変異/転座陽性例に対する最適な一次治療は何か?
- CQ49.ドライバー遺伝子変異/転座陽性例に細胞傷害性抗癌薬は勧められるか?
- CQ50.ドライバー遺伝子変異/転座陽性例に細胞傷害性抗癌薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用は勧められるか?
- CQ51.ドライバー遺伝子変異/転座陽性例に免疫チェックポイント阻害薬単独療法は勧められるか?
- 7-1-2.EGFR遺伝子変異陽性
- ■ EGFR遺伝子変異陽性の一次治療:エクソン19欠失またはL858R変異陽性
- CQ52.PS 0-1の場合,一次治療としてどの治療法が勧められるか?
- CQ53.PS 2の場合,一次治療としてどの治療法が勧められるか?
- CQ54.PS 3-4の場合,一次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
- ■ EGFR遺伝子変異陽性の一次治療:エクソン18-21変異(エクソン19欠失・L858R変異を除く)
- CQ55.PS 0-1の場合,一次治療としてどのEGFR-TKIが勧められるか?
- ■ EGFR遺伝子変異陽性の二次治療以降
- CQ56.一次治療EGFR-TKI耐性または増悪後のT790M変異陽性例に対する最適な二次治療は何か?
- 7-1-3.ALK融合遺伝子陽性
- ■ ALK融合遺伝子陽性の一次治療
- CQ57.PS 0-1の場合,一次治療としてどのALK-TKIが勧められるか?
- CQ58.PS 2-4の場合,一次治療としてどのALK-TKIが勧められるか?
- ■ ALK融合遺伝子陽性の二次治療以降
- CQ59.一次治療ALK-TKI耐性または増悪後のPS 0-2に対する最適なALK-TKIは何か?
- 7-1-4.ROS1融合遺伝子陽性
- CQ60.ROS1融合遺伝子陽性にROS1-TKIは勧められるか?
- 7-1-5.BRAF遺伝子変異陽性
- CQ61.BRAF遺伝子変異陽性にダブラフェニブ+トラメチニブは勧められるか?
- 7-1-6.MET遺伝子変異陽性
- CQ62.MET遺伝子変異陽性にMET-TKIは勧められるか?
- 7-1-7.NTRK融合遺伝子陽性
- CQ63.NTRK融合遺伝子陽性にエヌトレクチニブは勧められるか?
- 7-2.PD-L1 TPS 50%以上
- CQ64.全身状態良好(PS 0-1)なPD-L1 TPS 50%以上に対する一次治療において薬物療法は勧められるか?
- CQ65.PS 2のPD-L1 TPS 50%以上に対する一次治療において薬物療法は勧められるか?
- 7-3.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明
- 7-3-1.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明の一次治療
- CQ66.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明のPS 0-1,75歳未満に対する一次治療において細胞傷害性抗癌薬は勧められるか?
- CQ67.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明のPS 0-1,75歳以上に対する一次治療において細胞傷害性抗癌薬は勧められるか?
- CQ68.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%未満,もしくは不明のPS 2に対する一次治療において細胞傷害性抗癌薬は勧められるか?
- CQ69.プラチナ製剤併用療法を受ける場合にPD-1/PD-L1阻害薬の上乗せは勧められるか?
- CQ70.ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 1~49%,PS 0-1に対する一次治療において免疫チェックポイント阻害薬は勧められるか?
- CQ71.プラチナ製剤併用療法を受ける場合の推奨される投与期間は?
- CQ72.プラチナ製剤併用療法を受ける場合にベバシズマブの上乗せは勧められるか?
- CQ73.プラチナ製剤併用療法を受ける場合にネシツムマブの上乗せは勧められるか?
- CQ74.プラチナ製剤併用療法を受ける場合に維持療法は勧められるか?
- CQ75.PS 3-4の患者(ドライバー遺伝子変異/転座陰性もしくは不明,PD-L1 TPSは問わない)に薬物療法は勧められるか?
- 7-3-2.ドライバー遺伝子変異/転座陰性の二次治療以降
- CQ76.一次治療耐性または進行例,PS 0-2,免疫チェックポイント阻害薬未使用例に対する二次治療において薬物療法は勧められるか?
- CQ77.PS 0-2に対して二次治療以降で推奨される細胞傷害性抗癌薬は何か?
- CQ78.二次治療でドセタキセルを用いる場合にラムシルマブの併用は推奨されるか?
- ◆レジメン:Ⅳ期非小細胞肺癌
- ■ 樹形図
- (転移など各病態に対する治療)
- (骨転移)
- (脳転移)
- 8-1.骨転移
- CQ79.症状を有する骨転移に対して,放射線治療が勧められるか?
- CQ80.症状を有する骨転移に対する適切な照射法は何か?
- CQ81.病的骨折の危険性の高い骨転移,または脊椎転移が脊髄圧迫を生じている骨転移に対して,外科治療が勧められるか?
- CQ82.病的骨折の危険性が高い骨転移,または脊椎転移が脊髄圧迫を生じている骨転移に対して,放射線治療が勧められるか?
- CQ83.骨転移を有する症例に対して,骨関連事象の抑制(発現率を軽減し,発現までの時期を延長させる)に骨修飾薬(ゾレドロン酸またはデノスマブ)は勧められるか?
- 8-2.脳転移
- CQ84.遠隔転移が単発の脳転移のみのⅣ期症例に対して,定位手術的照射や外科治療は勧められるか?
- CQ85.症状を有する脳転移に対して,外科治療は勧められるか?
- CQ86.症状を有する脳転移に対して,放射線治療は勧められるか?
- CQ87.多発性脳転移に対して,放射線治療は勧められるか?
- CQ88.手術や定位手術的照射に,全脳照射の追加は勧められるか?
- CQ89.髄膜癌腫症に対する適切な治療法は何か?
- CQ90.無症候性脳転移に対して,薬物療法は勧められるか?
- 8-3.胸部病変に対する緩和的放射線治療
- CQ91.縦隔・肺門病変による気道狭窄,上大静脈狭窄など胸郭内の腫瘍増大に伴う症状の緩和を目的とした胸部放射線治療は,行うよう勧められるか?
- 8-4.癌性胸膜炎
- CQ92.胸腔穿刺・ドレナージを行った癌性胸膜炎に対して,どのような治療が勧められるか?
- 8-5.癌性心膜炎
- CQ93.心嚢穿刺・ドレナージを要する癌性心膜炎に対して,どのような治療が勧められるか?
- ◆レジメン:転移など各病態に対する治療
Ⅲ.小細胞肺癌(SCLC)
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- ■ 樹形図
- (限局型小細胞肺癌)
- CQ1.臨床病期Ⅰ-ⅡA期(第8版)の小細胞肺癌に外科治療は勧められるか?
- CQ2.小細胞肺癌の手術後の治療は何が勧められるか?
- CQ3.医学的な理由で手術ができない臨床病期Ⅰ-ⅡA期(第8版)の小細胞肺癌の放射線照射法として,定位照射は勧められるか?
- CQ4.限局型小細胞肺癌(PS 0-2)において,化学放射線療法は勧められるか?
- CQ5.限局型小細胞肺癌(PS 0-2)の化学放射線療法における放射線治療のタイミングは,早期同時併用が勧められるか?
- CQ6.限局型小細胞肺癌(PS 0-2)に対する放射線照射法は,通常照射法と加速過分割照射法のどちらが勧められるか?
- CQ7.限局型小細胞肺癌(PS 0-2)に対する化学放射線療法に併用する最適な薬物療法は何か?
- CQ8.PS 3-4の限局型小細胞肺癌に対して,薬物療法は勧められるか?
- ◆レジメン:限局型小細胞肺癌
- ■ 樹形図
- (進展型小細胞肺癌)
- CQ9.進展型小細胞肺癌(PS 0-2,70歳以下)における最適な一次治療は何か?
- CQ10.進展型小細胞肺癌(PS 0-2,71歳以上)における最適な一次治療は何か?
- CQ11.進展型小細胞肺癌(PS 0-1)に対して,プラチナ製剤併用療法にPD-L1阻害薬の上乗せは勧められるか?
- CQ12.進展型小細胞肺癌(PS 3)に対して,薬物療法は勧められるか?
- CQ13.進展型小細胞肺癌(PS 4)に対して,薬物療法は勧められるか?
- ◆レジメン:進展型小細胞肺癌
- CQ14.限局型小細胞肺癌の初回治療で完全寛解が得られた症例に対して,予防的全脳照射は勧められるか?
- CQ15.予防的全脳照射の勧められる線量は何か?
- CQ16.進展型小細胞肺癌における薬物療法後の予防的全脳照射は勧められるか?
- ◆レジメン:予防的全脳照射(PCI)
- ■ 樹形図
- (再発小細胞肺癌)
Ⅳ.緩和ケア
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第2部.悪性胸膜中皮腫診療ガイドライン 2020年版
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Ⅰ.診断
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- CQ2.末梢血中のマーカーによる中皮腫の確定診断は勧められるか?
- CQ3.胸水中の腫瘍マーカーやヒアルロン酸の測定は,中皮腫の確定診断に勧められるか?
- CQ4.確定診断のための胸膜採取法として,何が勧められるか?
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Ⅱ.治療 ※改訂(ver.1.1)
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- CQ1.臨床病期Ⅰ-Ⅲ期に外科治療を行うことは勧められるか? 特に,a. T2-3が疑われる場合に勧められるか?/b. 同側縦隔リンパ節転移が疑われる場合に勧められるか?
- CQ2.耐術能のある切除可能中皮腫には,胸膜肺全摘術(EPP)と胸膜切除/肺剝皮術(P/D)いずれの術式が勧められるか?
- CQ3.肉腫型および二相型中皮腫に外科治療は勧められるか?
- CQ4.手術中の局所療法併用は勧められるか?
- CQ5.胸膜肺全摘術(EPP)の術後に片側胸郭照射を行うことは勧められるか?
- CQ6.胸膜切除/肺剝皮術(P/D)の術後または手術非適応症例に放射線治療は勧められるか?
- CQ7.EPP後放射線治療として3次元原体放射線治療(3D-CRT)や強度変調放射線治療(IMRT)は勧められるか?
- 3-1.周術期
- CQ8.胸水コントロールのためにタルクやOK432による胸膜癒着術は勧められるか?
- CQ9.術前・術後の化学療法は勧められるか?
- 3-2.進行期
- CQ10.胸水コントロールなどの局所療法と全身的な薬物療法のどちらを先に行うべきか?
- CQ11.PS 0-1の一次治療に免疫チェックポイント阻害薬は勧められるか? ※追加(ver.1.1)
- CQ12.PS 0-2の一次治療にプラチナ併用療法は勧められるか?
- CQ13.プラチナ製剤併用薬物療法で勧められる投与コース数は?
- CQ14.PS 0-2,75歳以上の一次治療にプラチナ併用療法は勧められるか?
- CQ15.PS 3-4に全身的な薬物療法は勧められるか?
- CQ16.PS 0-2の二次治療以降に勧められる薬物療法は何か?
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第3部.胸腺腫瘍診療ガイドライン 2020年版
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■ 樹形図
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- (検査・診断法)
- (治療)
- (再発治療)
- (術後治療・経過観察)
- (偶発的に発見された小さな前縦隔病変への対応)
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Ⅰ.診断
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Ⅱ.治療 ※改訂(ver.1.1)
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- 1-1.外科治療 Ⅰ-Ⅱ期
- CQ1.臨床病期Ⅰ-Ⅱ期胸腺上皮性腫瘍に対して,外科切除は勧められるか?
- CQ2.臨床病期Ⅰ-Ⅱ期胸腺上皮性腫瘍切除手術において,腫瘍の完全切除および胸腺摘出術が勧められるか?
- CQ3.臨床病期Ⅰ-Ⅱ期胸腺上皮性腫瘍切除手術において,アプローチの選択肢として胸腔鏡補助下あるいはロボット支援下の切除は勧められるか?
- 1-2.外科治療 Ⅲ期
- CQ4.完全切除が困難な臨床病期Ⅲ期胸腺上皮性腫瘍に対して,集学的治療は勧められるか?
- CQ5.臨床病期Ⅲ期胸腺上皮性腫瘍に対して,腫瘍の完全切除を伴う胸腺摘出術は勧められるか?
- CQ6.臨床病期Ⅲ期胸腺腫に横隔神経浸潤が認められる場合,横隔神経を温存することは勧められるか?
- 1-3.外科治療 Ⅳ期
- CQ7.臨床病期Ⅳ期胸腺上皮性腫瘍に対して,集学的治療は勧められるか?
- CQ8.肉眼的完全切除が可能な臨床病期Ⅳ期胸腺上皮性腫瘍に対して,外科切除は勧められるか?
- CQ9.肉眼的完全切除が困難な臨床病期Ⅳ期胸腺上皮性腫瘍に対して,減量手術は勧められるか?
- CQ10.完全切除された胸腺腫に対して,術後放射線治療は勧められるか?
- CQ11.完全切除された胸腺癌に対して,術後放射線治療は勧められるか?
- CQ12.顕微鏡的または肉眼的不完全切除となった胸腺上皮性腫瘍に対して,術後放射線治療は勧められるか?
- CQ13.切除不能胸腺上皮性腫瘍に対して,放射線治療は勧められるか?
- ■ 胸腺上皮性腫瘍に対する放射線治療の基本事項
- 3-1.胸腺腫に対する薬物療法
- CQ14.臨床病期Ⅳ期または再発胸腺腫に対して,薬物療法は勧められるか?
- CQ15.臨床病期Ⅳ期または再発胸腺腫に対して,シスプラチンとアンスラサイクリン系抗癌薬の併用療法は勧められるか?
- CQ16.一次治療に不応となった胸腺腫に対して,薬物療法は勧められるか?
- CQ17.局所進行胸腺腫に対して,術前化学療法は勧められるか?
- 3-2.胸腺癌に対する薬物療法
- CQ18.臨床病期Ⅳ期または再発胸腺癌に対して,薬物療法は勧められるか?
- CQ19.臨床病期Ⅳ期または再発胸腺癌に対して,カルボプラチンとパクリタキセルまたはアムルビシンの併用療法は勧められるか?
- CQ20.臨床病期Ⅳ期または再発胸腺癌に対して,レンバチニブを除く分子標的薬は勧められるか? ※改訂(ver.1.1)
- CQ21.一次治療に不応となった胸腺癌に対して,レンバチニブや細胞傷害性抗癌剤は勧められるか? ※改訂(ver.1.1)
- CQ22.局所進行胸腺癌に対して,術前化学療法は勧められるか?
- ◆レジメン:胸腺腫・胸腺癌に対する薬物療法 ※改訂(ver.1.1)
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