第6次全国肺癌登録事業に関するお知らせ(肺癌登録合同委員会)
平成23年7月19日
日本肺癌学会 会員各位
肺癌登録合同委員会よりのお知らせ
拝啓
猛暑の候、先生方におかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます。
1994年に日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会が合同で1989年の肺癌外科症例に対し本邦初の全国規模の登録事業(3643例、第1回全国肺癌登録事業)を行いました。この成果を踏まえ、日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会は、1998年に日本での肺癌の発生や予後にかかわる因子を明らかにし、よって肺癌の予防、診断、治療の向上に寄与することを目的とし、肺癌登録合同委員会を設立いたしました。
これまで5回全国肺癌登録を行いその成果を公表してきましたが、これまでの登録は外科症例または内科・外科症例を対象としたものであり、内科症例のみを対象とした登録は行なっておりませんでした。そのため第6次登録事業として、2012年内科症例を前向きに登録し、3年間適時経過入力をすることを計画いたしました。
第6次全国肺癌登録事業に掛る研究計画書、症例入力体験デモを、肺癌登録合同委員会HPに用意致しましたのでご連絡申し上げます。体験入力は、ID demo、PW demoでログインしていただけます。なお、ご意見等がございましたら全国肺癌登録委員会 事務局haigan@thoracic.med.osaka-u.ac.jp までご連絡いただければ幸甚です。
正式には2011年9月頃封書にて改めてご案内申し上げる予定ですので、お知り置き願います。
末筆ながら、皆さまの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
肺癌登録合同委員会
委員長
横井香平