肺癌学会について

HOME  >  肺癌学会について  >  理事長

理事長就任挨拶          

特定非営利活動法人 日本肺癌学会 理事長              
日本医科大学大学院医学研究科 呼吸器内科学分野 主任教授       
弦間 昭彦 

 2020年12月より、特定非営利活動法人 日本肺癌学の理事長に再任されました。現在、COVID-19 感染蔓延の状況で多くの困難が横たわっておりますが、これから、その影響を最小限に抑える工夫を凝らし、日本肺癌学会が果たすべき大切な役割をしっかりと、そして、発展的に果たすことが重要と考えております。

 日本肺癌学会は、肺癌研究会として1960年に発足、1966年に日本肺癌学会と改称し、2007年には特定非営利活動法人となり現在に至っています。そのミッションは、「日本肺癌学会は肺がんおよび関連する領域の研究、患者ケアの進歩ならびに知識の普及をはかり、ひろく社会と連携をとりつつ人類の健康と福祉の増進に寄与します」と謳っています。肺癌は、我が国の死亡要因の3分の1を占める「悪性腫瘍」の中で第1位に位置する要因でありますが、診療技術の進歩が目覚ましい領域であり、近年、社会から今までになく注目されている分野と感じています。
  その具体的な進歩として、画像技術、内視鏡診断・治療、分子標的治療薬の開発、標的治療分野での分子診断技術、放射線治療技術などの進歩、免疫チェックポイント阻害薬の開発などが挙げられます。一方で、ビックデータ利用や人工知能の活用など、テクノロジーの新しい革命的変化が予想され、肺癌研究、診療を取り巻く環境は、急速な展開が見られつつあり、より創造的な活動が求められる時代になってきました。この変化を踏まえ、日本肺癌学会が社会で果たすべき役割をしっかりと認識し、社会への貢献をしていきたいと考えています。
 近年、肺癌学会は、ガイドラインや手引きなどの内容の充実、情報発信方法の多様化、各種要望書の厚生労働省への提出、患者アドボカシー活動との協働、次世代の肺がん医療を担う研究者の養成・育成を目的としたプリセプターシッププログラムや医療従事者向けセミナーなどの教育事業を進めてまいりました。そして、それら事業や研究の基盤となる専門家によるデータベースの構築、ICTを活用した学会活動や学修システムの環境整備などを行っており、今後、それら事業の一層の推進と時代に沿った事業の追加・拡大を行っていきたいと思います。


  特に、以下の事項を重視していきたいと思います。
   # 強化されつつあるロジスティックを活用した事業の再構築

   # ガイドラインや手引きなど、学術的活動のさらなる充実と社会への発信

   # 急速に進歩している肺癌診療の啓発活動の多角化

   # 整備された学術団体としての研究基盤の活用

   # 基礎医学、臨床などを含めた幅広く厚い学術グループの形成

   # 関連他学会などとの有機的連携活動の推進


  COVID-19 蔓延期に為すべき対応を行いつつ、上記の活動を進め、会員や社会から期待されている役割を果たしてゆきたいと考えています。
 皆様のご理解、御協力をお願いいたします。



このページの先頭へ